柿右衛門様式(読み)かきえもんようしき(その他表記)Kakiemon-style

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「柿右衛門様式」の意味・わかりやすい解説

柿右衛門様式
かきえもんようしき
Kakiemon-style

ヨーロッパに輸出された柿右衛門磁器,または柿右衛門手の伊万里磁器 (→伊万里焼 ) に基づいて,ヨーロッパで作られた陶磁器形式。 18世紀初めにドイツマイセン窯オランダのデルフト諸窯に端を発し,18~19世紀にヨーロッパ一帯で流行。特に柿右衛門様式絵付けにすぐれていた窯としてマイセン窯,フランスのシャンティイー窯,サンクルー窯イギリスチェルシー窯などがあげられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む